RP4 Proは初期ロットに、R2ボタンが押されたままになってしまうというハード不具合があります。発売日に注文した私のRP4 Proもしっかりこの不具合が発生したため、修理しましたのでそのあたりを記します。
以下がその不具合の公式見解
2023年末に予約開始したRP4 Proは、年明け1月に出荷が始まり、私が購入したRP4 Proも1/28に到着しました。使い続けていたところ、約1か月使ったところでR2レバーが故障しました。
しばらくそのまま使っていたのですが、PS2の遊べないのも困るので修理することにしました。
公式見解としては、「please do not hesitate to contact Customer Support.(気兼ねなくカスタマーサポートに連絡してくれ)」とのことでしたので、こんなのメールをしました。添付ファイルとして、twitterにも上げた破損している部分の写真と、注文した時のメールの画像も添えています。これが3/20です。
それに対して即日反応があり、翌日には発送したとの連絡がありました。
最終的に修理部品が到着したのが3/24でした。到着した部品は以下です。交換手順等の説明書きのようなものは一切なく、本当に部品だけ届きました(梱包はされていた)。
修理部品のバックプレートを見ると、プレートにボタンが付いていますので、ボタンだけ交換するのではなくプレートごと交換する必要があると分かります。
バックプレートを外すため、背面にネジが4か所ありますのでまずはこれを外します。
簡易的なドライバが付属していますが、これで外すには硬くて大変でした。私は手持ちの精密ドライバを使ってはずしました。
バックプレートはネジを外すだけでは簡単に外れないため、部品についてきたプラのヘラでこじ開ける必要があります。結構硬いので、慣れてないと大変だと思います。
私はこの位置から差し込み始めました。
あとは徐々にこじ開けて行きます。
ところどころ、バキッという音と共に開いていく感触があると思います。ちょっと怖いですが思い切りよくいけば外れます。最終的に分解した写真がこちらです。
ここまでくればもう終わったも同然で、あとは新しいバックプレートをはめ込み、ネジ止めするだけです。特に難しいことは無いと思います。
ついでに、結局何が壊れてたのかを確認してみましたが、まぁ予想通りではありますがバネの部分が壊れていました。
下の画像の金属の部品がバネです。左側のバネが壊れている方で、足の部分が折れてますね。右側のバネが正常な方です。
同じ部品を使ってるのであれば、R2が折れるならR1も同じように折れそうなものですが、なんでR2だけ折れるんですかね。ちょっとそこまでわかりませんでした。
RP4 Proを購入しましたが案の定ハード不具合が発生したので、カスタマーサポートに連絡して部品を取り寄せ、修理してみました。トータル30分くらいの修理でしょうか。ヘラでこじ開けるところがちょっと難しいですが、それ以外は特に難しいところは無いと思います。
RP4Pro自体はとても快適に使えており、PS2のゲームを楽しんでいます。
これから購入する分には、このハード不具合は無いそうなので、心配せず買って頂いて大丈夫だと思います。私はRP3+同様に使い込んでいきたいと思ってます。
Retroid Pocket 3+を購入してから2か月ほど経ちましたので、その後の状況を書いてみようと思います。ちなみにこの2か月間、ほぼ毎日のように使ってまして、かなりハマってます。
購入については以下の記事を参照下さい。
購入時に同梱されている物は最低限の物でした。本体と充電用USBケーブル及び、簡単な説明書です。
他のレビュー記事では、上記に加えて画面の保護シートが付いていると書かれているところもありましたが、私が購入した物にはついてませんでした。
※そうだと分かってれば、本体購入時にセットで買ってたのに・・・
そのため、別途以下を購入しました。特に気になるところは無く、普通に使えています。
Retroid Pocket 3+を購入して2か月ほど経ちましたが、購入してからほぼ毎日のように使っています。特に、通勤時は必ずこれで遊ぶようになりました。そうすると気になるのが、持ちやすさです。
Retroid Pocket 3+単体だと、その薄さもあり、多少の持ちづらさが気になってきます。がっしり掴めない感じと言うんですかね。
そのため、本家でも持ちやすさ改善のgripが売られています。
これだけ使うならgripがあった方がいいと思い購入しましたが、今回は公式ページではなくAliexpressで購入してみました。実際に買ったのはこちらです。
公式の写真がそのまま使われている感じですね。
一方、実際に届いたものがこちらです。グリップの内側が微妙に違うから、公式の製品じゃないのかもしれないですね。
実際にRetroid Pocketに着けた写真がこちらです。
純正品を持ってないので比較できないですが、しっかりハマってかつボタンなどのアクセスもできるので、とてもいい感じです。握りやすくなったので、長時間の操作も疲れにくそうです。
本体のレビューについては、いろんな他のサイトにしっかり書かれているので、そちらを参照した方がよいと思います。
実際に自分で使った感想としては、スーファミとか懐かしいなという感じと、昔やってた時に比べてうまく操作できないなという感じでした。
スーパーマリオワールドとかエリア88とか、昔はもっとうまく操作で来てたと思うんですが、今やってみると非常に下手になってました。Android端末だから遅延があるそうなので、老化ではなくそれが原因と信じてます・・・。
また、PS2くらいのソフトもなんとな動きます。私はPS2を持っていなかったので、FF10をやったことがなかったのですが、今回初めてFF10をやりました。とても面白いですね。
ただ、PS2のアプリを動かしていると、しばしば強制終了が発生したり、描画が重い場面だと遅くなります(FF10だとシヴァが登場するシーンで明らかに遅くなりました)。
まぁPS2のソフトが携帯端末で動くこと自体すごいですからね。文句言えません。
先日購入したRetroid Pocket 3+のその後を書いてみました。
一部のソフトではありますが、PS2のソフトが動くこともあり、満足度は非常に高いです。今後も使い続けると思いますし、PS2がちゃんと動くハードが出てきたら、買い替えを検討したくなるレベルでした。
M75tを購入した当初から、グラボを増設するかしないか、するなら何を増設するかは、結構悩んでいました。Mini-Towerを選んだ理由も、いずれグラボを増設する可能性があったのも1つです。一方で、M75tは内部のスペースや電源容量の制約から、グラボが制限されていますので、そのあたりも悩みの1つでした。
今回、気になってたグラボがフリマアプリで安く手に入りそうだったので、思い切って購入してみました。その内容を記載します。
M75t Mini-towerはミニタワータイプのPCですが、一般的な自作PCのミニタワーよりも小さめなサイズになっており、内部のフレームなどの制約でグラボのサイズに制限があります。
以下のサイトを見ると、奥行き215mm・幅120mm以内に収める必要があるようです。
電源については、M75t Mini-towerは標準で180wの電源となっていますが、310wまで選ぶことができます。購入当時はグラボを悩んでいたので、念のため310wを選択していました。310wの場合、グラボ増設用に8pin の電源ケーブルがついています。
今回購入したグラボはこちらの、MSIのGeForce 1650 superのグラボです。
フリマアプリで中古を購入しましたので、箱等は無くグラボ本体のみです。
データシートによると、サイズが172 x 115 x 42 mm となっていますので、入りそうですね。
一方で、推奨電源は350wとなっており足りていません。
さきほどのこまめブログさんによると、GeForce1650 superでも動くとのことでしたので、なんとかなるだろうと思い購入しました。
購入したグラボは、2スロット分の幅となっており、ブラケットを2つ塞ぐタイプです。ごくごく一般的なグラボですね。
M75t Mini-Towerの場合、標準的なサイズのPCIe用背面スロットが4つあります。このうち1つは、とりはずし可能なタイプのブラケットで塞がれていますが、残りの3つは自由に取り外しできないような蓋がされており、使うにはこの蓋を捩じ切る必要があります。
今回は蓋にある十字部分にプラスドライバを差し込み、ぐりぐりすることで無理やり捩じ切りました。
それ以外で取り付けについて難しい部分は特にありません。PCIeスロットに差し込み、6pin電源ケーブルを刺すだけです。
上記の写真は、ドライブ等を筐体からはずした状態なので余裕で入っていますが、パソコンの蓋をするためにはドライブ等を筐体に収める必要があります。筐体に収めた状態の写真がこちらです。
グラボの上に被せる形で収まるフレーム部分は、グラボ用に高さを確保するため、くり抜きがあります。
今回のグラボだとちょうどいい感じですね。
今回のグラボは外部電源が必要なタイプです。グラボの上部に端子がありますので、取り付けると上に電源ケーブルが飛び出る形になります。黄色と青のケーブルの方が、グラボに刺さっている電源ケーブルです。その右の黒いケーブルは、SSD用の電源ケーブルですので、今回の話とは別です。
フレームよりも飛び出ているので、パソコンの蓋が閉まらないかなとも思ったのですが、このまま蓋をできました。パソコンの蓋をするときに、少し押し付ける必要がありましたが、感覚的には無理やり押し込んでいる感じは無かったので、ある程度余裕があるのだと思います。
ちなみに、パソコン起動時にBIOSの設定は不要でした。グラボを刺して、映像ケーブルをつなぐだけで、モニタに映りました。
私はモニタ2枚で運用していますので、DPポートとHDMIポートにつなぎましたが、どちらも普通に映りました。
グラボを増設したので、増設の前後でベンチマークを取ってみました。ベンチマーク自体は、ネットでいくらでも出てくると思いますので、参考程度に。
今回はFF XIVとXVを使いましたが、どちらも内蔵だと動作困難や設定変更が必要となっていましたが、グラボ増設後は快適となりました。
FF XVの標準品質
FF XV 高品質
FF XIV
数字的には性能が全然違いますね。
途中でパソコンが落ちたりしないか不安でしたが、普通にベンチは回っていました。何周も回したら違うのかもしれませんが、そこまで試しませんでした。
今のところその他の作業でも問題ありません。
M75t Mini-Towerに、MSIのGeForce 1650 superのグラボを増設しました。
内部干渉や電源容量など不安はありましたが、問題無く増設でき、快適に使えています。
今後何かトラブルが発生したら、また追記したいと思います。
概要
とあるジャンク修理のYoutubeを見ていた時に、gpi caseなる製品を知りました。これはいわゆるエミュレータ用の携帯ゲーム機で、各種ハードのエミュレータに対応しているものです。最近ではすっかりゲームはやってないのですが、昔のゲームがどこでもできるということで、とても気になっていました(ファミコン・スーファミ世代なので)。なんなら買おうかとも思ってたんですが、この機器はraspberry piが必要で、その時はraspberry pi自体の品不足と値上がりもあって、購入には至りませんでした。
その流れでエミュレータ機を調べていると、中華系のエミュレータ機がいろいろあると知り、値段と評判のよさそうなところで、RG351P/M、RG505、Retroid Pocket 3+あたりを候補にあげました。
その後、Android機の方がほかにも使い道が出てきそうと思い、RG505とRetroid Pocket 3+に候補を絞り、最終的には評判がよさそうなRetroid Pocket 3+に決めました。
Retroid Pocket 3+は公式サイトがあるので、そこで注文しました。
購入先の候補はほかにも、amazonやaliexpressやbanggoodなどもありますが、どちらも値段的に変わらないか公式より高かったので、公式サイト一択かなと思います。安心感もありますしね。
色はIndigoを選びました。149ドルです。これに送料が追加されます。
配送方法は2通り選択でき、4PXとDHLです。4PXは15ドルで、DHLは38ドルでした。
今回は安い4PXを選びましたので15ドル追加され、合計164ドルになりました。
注文時に気になったのが、paypalとクレジットカードでの購入と、どちらが安くなるか?でした。
今は歴史的な円安も少し落ち着いてきましたが、少しでも為替レートの良い方を選びたいですよね。
ということで調べてみましたが、結論から言うとクレジットカードでの購入がレートは良いようです。
Paypalで支払った場合の金額は、当時22,415円でした。
一方で、クレジットカード(VISA)で支払った場合は、21,758円でした。
ということで、今回のケースではクレジットカードの方が657円安い計算になります。
ちなみに、例えばVISAの場合は以下のサイトで、ドル払いした場合に円でいくらになるか計算できます。購入前の参考にどうぞ。
注文したのが2023/2/1です。注文してすぐに、注文内容が記載されたメールが届きました。
翌日の2023/2/2に、4PXのtracking numberが記載されたメールが届きました。その時点で、17trackで配送状況が見えました。
4日目の2023/2/5には、「Flight Departure」となりました。もう空輸便に乗ったということ?1か月くらいは覚悟してたのに、早すぎない?
そこで、Postal Ninjaで同じtracking number調べると、既に空輸便が到着したステータスになっており、国内と思われる番号が付与されていることが分かりました。ただこの時点では、この番号で調べても、佐川・ヤマト・日本郵便いずれも番号は登録されていませんでした。
5日目の2023/2/6には、佐川急便で送り状No.の検索ができるようになりました。いよいよ到着が見えてきました。
6日目の2023/2/7に、商品が到着しました。注文から1週間かからずに到着するのは、海外通販では最速でした。
Retroid Pocket 3+の注文から到着までをまとめました。
とにかく、到着までが早かったのに驚きました。最近はAliexpressで注文しても、思ったより早いことはちょくちょくありましたが、1週間切ったのは初でした。
使った感想などは、別記事で書こうと思っていますが、既に少し使った限りではなかなかいい感じです。さっそく通勤のお供になりそうです。
(2023/5/28追記)
購入後の実際に使ってみた感想などを以下で記事にしました。
先日、自宅のWi-FiルータをWi-Fi6対応に買い替えました。購入したものはTP-LinkのAX5400です。
5GHz帯で4804Mbpsまで対応しているルータになります。
PC側はというと、M75tはWi-Fi6に対応した無線LANカードをオプションで付けましたが、これはRealtekのRTL8852AEで、最大帯域が80MHzで通信速度が最大1201Mbpsになります。
一方で他のカードを調べると、最大帯域が160MHzで通信速度が最大2402Mbpsの無線LANカードも存在します。
せっかくルータを買い替えたので、無線LANカードもよいものに変えてみたいと思います。
M75tの無線LANカードは、M.2接続となっています。交換する場合も、M.2タイプのカードである必要があります。
せっかくなのでintel製がいいかなと思い、Wi-Fi6対応で160MHzに対応した製品を調べたところ、Wi-Fi 6Eにも対応した AX210NGW があったので、これを購入することにしました。
購入先は、最近よく利用しているAliexpressです。
2022/8/7に注文し、商品が届いたのが2022/8/14でした。
Aliexpressの配送で1週間で届いたのは最速ですね。
届いた商品はこんな感じです。ちゃんと梱包されてますね。
シールが貼られている通り、最終的にはクロネコヤマトで届きました。
アンテナなど付属品は何もなく、基板だけの商品です。
この AX210NGW をPCに取り付けます。
まず、既についている無線LANカードを取り外します。
無線LANカードは、以前交換したM.2 NVMe SSDの隣にあります。
プッシュピンで留めてあるので、プッシュピンを引き抜きます。
ちょっとわかりにくいですが、プッシュピンを外すと無線LANカードが少し持ち上がります。
このまま、カードを引き抜きます。
アンテナがつながっている部分に、透明なカバーがかかっていますので、これを引き抜きます。
また、アンテナがつながっていますので、これも外します。
最終的に外した無線LANカードが以下になります。
その後、購入した無線LANカードを逆の手順で取り付けます。
カードをマザーボードに刺す時は、斜めから差し込み、マザーボードと水平になるように倒します。
ノート用メモリ(SODIMM)を取り付ける時と同じ感じですね。
最後にプッシュピンで留めます。
これで取り付けは完了です。PCを起動して、動作確認をします。
ちゃんと確認しそこなったのですが、私の場合は特にドライバをインストールすることなく、認識してくれたようです。
インストールが必要であれば、この辺からダウンロードできるはずです。
Wi-Fiルータに接続し、リンク速度を確認します。
期待通り、2402Mbpsになっていますね。インターネットが使えることも確認できました。
引き続き、Bluetoothが正しく動くか確認します。
差し替え前には、BTヘッドセットを接続していました。BTの画面を開くと、ペアリングした情報がそのまま残っています。
試しにそのまま接続してみると、接続に失敗してしまいました。
そこで、一旦ペアリング済み機器を削除しようとしたところ、それも失敗してしまいました。
仕方がないので、そのまま機器をペアリングモードにして、新しいデバイスとして接続を試みると、接続できました。
削除できないのが少し気になりますが、接続できたのでよしとしましょう。
ネットで調べると、Wi-Fiは使えるもののBTが使えないというケースもあるようですが、M75tでは特に問題無く使えました。よかった。
実際の通信速度を確認してみます。今回はiperfを使ってみました。
通信速度の確認にiperfを使う場合、一般的にはLinux環境を使って、通信帯域を使い切るオプションを有効にするようですが(Windows環境だとそのオプションが動かないらしい)、諸事情によりLinux環境を準備することは断念し、Windows環境で試してみました。
UDPで試しましたが、速度が改善していることが確認できました。
M75tの無線LANカードを交換しましたが、特に悩むようなポイントは無いですね。
2倍とまではいきませんでしたが、通信速度が改善したようでよかったです。まぁ、これを体感できるものなのかと言われると微妙なところですが、気持ちの問題ですね。
M75t購入時に、せっかくWi-Fi 6対応のオプションを付けたのに、アンテナしか使っていないのがもったいないですね・・・。今から考えると、オプションは本当に最小構成でよかった気がしますが、これも勉強だと思うことにします。
久しぶりのM75t Gen2ネタです。
以前の投稿で、内蔵DVDドライブを追加したのですが、ドライブ自体の接続方式がUSBケーブルだったので、当時は仕方なくUSBケーブルを背面から引き回して接続していました。
ただ、これだとやはり不格好ですね。このM75t Gen2には内部にUSBピンヘッダが付いているので、これを使ってDVDドライブを接続しようと思います。
M75t Gen2に限らず、Lenovo PC全般的にそのようなのですが、内蔵のUSBピンヘッダが特殊です。
・ピンのピッチ(ピン同士の間隔)が、一般的な2.54mmではなく、2.0mmになっている
・ピン数が、一般的な9ピンではなく、11ピンになっている
ピンピッチについては、ピッチの変換ケーブルが必要になります。
ピン数については、変換ケーブルの差し込み位置の注意が必要になります。
それぞれの詳細を後述します。
なお、ピンヘッダのピン配置については、英語ですが以下が参考になると思います。
上述の通り、ピンピッチ変換が必要になりますので、ネットで購入しました。
たまにAmazonでも取り扱ってたりするのですが、安かったので今回はAliexpessで購入しました。
この商品は配送に約2か月かかると書かれていましたが、今回のケースでは注文から到着まで26日間で済んでいます。7/14に注文し、8/9に到着しました。
ということで、到着した品がこれです。Aliexpressに書かれているものそのままですね。
封筒から中身を取り出すと、プチプチに半分しか包まれていないケーブルが出てきました。この辺はAliexpressクオリティでしょうか。
メス側は10ピンで、2.0mmピッチです。こちらをマザーボードに刺します。
オス側は9ピンで2.54mmピッチです。こちらをUSBコネクタ側に刺します。
それでは、マザーボードのピンヘッダに変換ケーブルを刺します。
まず、マザーボード側はこんな感じです。USB1(白)とUSB2(黄色)のピンヘッダが見えます。
USB1, USB2どちらでも使えますが、今回はUSB1を使いました。
変換ケーブルのマザーボードに刺す側(メス側)は、ピンは10ピンですが、導線は9本しか刺さっていません。導線が刺さってない1ピンの部分を、マザーボードの1ピン足りない部分に合わせる向きで、マザーボードに刺します。
画像で示すと、左側の赤枠で囲った部分に、変換ケーブルを差し込みます。また、赤枠の一番右下のピンが抜けてる部分に、変換ケーブルの1ピン足りない部分を合わせます。
続いて、変換ケーブルとUSBコネクタを接続します。
USBコネクタは、以下を購入しました。
USBコネクタ(メス側)は9ピンなので1ピン分の穴が埋まっています。そのため、刺さる向きにしか刺さらないので、向きで迷うことは無いと思います。9ピン同士を接続します。
最終的に、こんな感じになりました。
ちょっとわかりにくいですが、右下のDVDドライブから伸びているUSBケーブルが、今回追加したUSBコネクタに接続されています。
ただ、このままだとUSBコネクタの半田付けされてる部分とシャーシなどがショートする可能性があるので、段ボールの切れ端で隠しつつ、ガムテープで留めてみました。
この接続で今まで通り、DVDドライブが使えることが確認できました。
内蔵USBピンヘッダを、USBケーブルを刺すことができるコネクタに変換して、USB接続のDVDドライブを繋ぎました。
以前のような、PCの背面にケーブルを取りまわす必要が無くなり、見た目がすっきりしました。
Lenovoのこうしたピンヘッダは、市販のコネクタがそのまま使えないので不便ですね。なんでわざわざ独自仕様にしているんでしょうか。
ジャンクで購入したXperia 5の動作を確認したところ、3つのカメラのうち1つが故障していることがわかりました。そのため、故障しているカメラモジュールを購入したので、交換して直るか試します。
前回の投稿はこちらです。
前編の通り、カメラモジュールをi-KingMobileというお店で購入しました。
この時の購入に関する内容は以下の投稿にまとめています。
購入した部品はこちらです。
・カメラモジュール
・バックパネル
・バックパネル用シール
分解については前編に記載していますので、そちらを参照して頂くとして、前回と同様に分解していき、カメラモジュールを交換しました。
交換前に、もともと付いていたモジュールと、購入したモジュールを並べてみました。
左側がもともと付いてたモジュールで、右側が購入したモジュールになります。青い部分はレンズカバーでした。シールで張り付いていました。
フレキの長さが微妙に違うように見えるのは、取り付けの際に折り曲げるため、短く見えているだけです。実際の長さはどちらも同じでした。
カメラモジュールを交換し仮組みして、改めてService Menuを開きカメラの動作確認を行ったところ、期待通り全てのカメラが正しく動くことが確認できました。
動作確認ができましたので、バックパネルを取り付けます。
まずはバックパネルのシールを取り付ける部分を掃除します。
Xperia 1の分解の投稿で書いた通り、メガネ拭きとアルコールで拭いていきます。拭く際は往復で拭くのではなく、一方方向に拭いていくと、接着剤が綺麗に取れます。
そして、バックパネルを取り付けます。
購入したバックパネルには、もともと接着用のシールが付いていましたので、このままこれを使います。
バックパネルの外側のシールと、カメラモジュール部分のシールが付いていましたので、その保護シールを剥がし、本体に取り付けます。
しっかりソニーロゴも入っています。いい感じですね。
改めて動作確認をしたところ、ここで問題が発生しました。
カメラを起動すると、どうしてもボケてしまうのです。どうも強制的にマクロ撮影になってしまうようで、「被写体から離れてください」というエラーメッセージも出ていました。
仕方がないので、もう一度バックパネルを外してみたところ、今度はボケずに綺麗な写真が取れました。
どうやらバックパネルに問題があるようです。
色々試した結果、カメラモジュール用のシールがカメラに少し被っていることで、常に接写状態になってしまっていることがわかりました。以下の写真の赤枠の部分が被っているのが分かると思います。
そこで、このシールをすべて剥がしてみたところ、バックパネルを取り付けても綺麗に写真が撮れるようになりました。
さすが非純正品。罠がありますね。
ということで、ちょっとしたトラブルもありましたが、カメラモジュールを交換することでジャンクのXperia 5が見事に復活しました。
ジャンクの本体が 8895円で、交換用部品が 3720円なので、12615円でXperia 5を購入できたことになります。この投稿を書いてる時点での相場が、安くても2万円ほどするので、とても安く手に入れることができました。
まぁ、バックパネル壊れるくらいの衝撃を受けてるはずなので、またどこかが壊れるかもしれませんが・・・。ひとまずメイン端末として使っていこうと思います。
先日、Xperia 5のカメラモジュールやバックパネルを入手するため、i-KingMobike(アイ・キングモバイル)で購入してみました。
購入の背景は、以下の投稿を参照下さい。
サイトを見て、注文から2~4営業日で届くと勘違いしてしまったのですが、今回のケースがどうだったかをまとめました。
今回購入したのは、以下の3点でした。合計2420円(税込)です
・バックパネル:1100円
・バックカメラ:1100円
・バックパネル用テープ:220円
これに送料の1300円を足した、3720円が支払い金額になりました。
前回の投稿にも書きましたが、送料が少し高いですが、各部品の値段は良心的です。
購入手続き自体は、一般的なECサイトと同じようにできましたので、特筆すべきところはありません。
ほしいものをショッピングカートに追加して、購入手続きと配送先の入力を行えばOKです。
上記の通り注文したのが、2022/07/30 13時過ぎでした。注文後すぐに、以下の注文内容の確認メールが届きました。
その後、商品発送のメールが届いたのが、2022/08/03 (水) 18時頃でした。3営業日経過していますね。確かに、サイトの下の方に、以下の通り記載されています。ギリギリですが記載の通りでした。
また、発送メールの本文に、サイトに書かれていた到着日数が記載されていましたので、この時点で、注文から2~4営業日ではなく、発送から2~4営業日で到着なのだと理解しました。
そして、最終的に商品が届いたのは8/8(月)でした。発送の連絡から3営業日ですので、こちらも記載されている通りですね。
届いた際の梱包はこんな感じです。
プチプチと発砲スチロールの箱で守られてますので、しっかり梱包されている印象です。
アイ・キングモバイルでスマホのパーツを購入した際の流れをまとめました。
到着日数に誤解を与えそうな記載がありましたが、実際にはサイトに書いてある通りの日数で届きました。今回は9日間 (6営業日)です。
まぁそれでも、Aliexpressで買うよりは早く届くと思いますし、梱包もしっかりしてますので、また機会があったら購入してもいいかなと思いました。
前回の投稿で書いた通り、ジャンクのXperia 5を買って動かしたところ、背面カメラの1つが動いていないことが分かりました。
そのため、まずは接触不良を疑って一度分解してみることにしました。
前回の投稿はこちら
Xperia 5を分解してみることにします。
ちなみに、分解前の状態はこんな感じです。見事に背面がむき出しですが、微妙に接着テープやバックパネルの欠片が残っています。
ということで、まずは残っているバックパネルや接着テープを剥がします。
プラスチックのヘラを使って、削るようなイメージで取っていきます。
続いて、ネジで留めてあるカバーを外します。
上記の赤丸で囲った部分のネジを外します。
ネジをはずすと左のような感じになります。そのまま、カバーをはずした状態が右の画像です。
ネジの締まり具合が緩かったのと、カバーがあっさりはずせたので、元の所有者は一度はずしたことがあるように感じました。
カバーを外した後は、バッテリーフレキを外します。
続いて、下部にあるカバーも外します。
こちらもネジ止めされているので、まずはネジを外します。
上記の赤枠のネジを外します。
また、黒のシールの下にもネジが隠れているので、シールを剥がします。
赤枠の2か所のネジをはずします。
少しケーブルが邪魔なので、ケーブルをうまくよけてネジを外します。
ネジを外しつつ、ケーブルを外したのが左側の画像です。
そして、カバーを外したのが右側の画像です。
カバーがはずれたので、基板を外していきます。
下部にあるフレキなどを外します。
赤枠の2か所のフレキと、1か所の細いケーブルを外します。
続いて、真ん中にあるフレキ2つを外します。
下のフレキは単純に外せますが、上のフレキはストッパーを外してから引き抜く必要があります。
下のフレキを外し、上のフレキに貼ってあるシールを剥がします。
そして、下の画像の赤枠の部分がストッパーになっていますので、ツメを立てます。
爪を立てた後が以下の画像です。
この状態で、フレキを引き抜きます。
続いて上部のフレキなどを外していきます。
以下の画像の赤枠2か所のフレキと、2か所のネジを外します。
右の画像はフレキのみ外した画像ですね。
最後に下部にある細い同軸ケーブルを外します。
以下の画像の赤枠の2か所を外します。
仕上げに忘れがちな、SIMカードスロットを外します。
これで、メイン基板を外す準備ができました。
メイン基板を持ち上げて外していきます。
フレキなどが被さってる状態で外すので、切断しないように注意して外します。
いよいよカメラモジュールを取り外します。
カメラモジュールは、メイン基板の裏側につながっています。
基板裏側の3か所のネジを外します。
ネジをはずしたら、カバーが外せます。
何か所か基板にカバーのツメが引っかかっているので、それらを外しつつ、カバーを取り外します。
上記の図で表すと、3つ並んだカメラのそれぞれの下にフレキがつながっているので、それを外せば、カメラが取り外せます。
カメラは、2つつながった部品と、残り1つの部品で分かれています。
今回動いていないカメラは、2つつながった方の片方です。以下の写真の部品です。
今回の目的は、カメラモジュールを一度外して改めて繋いだら、カメラを認識するか試したかったので、ひとまずここまでで分解は終了です。逆の手順で組み立てていきます。
組み上げた状態で改めて、Service Menuを開きカメラをテストしましたが、結果は変わらずMain camera2でエラーになってしまいました。
しょうがないので、バックパネルと合わせてカメラモジュールを注文してみました。
初めて購入するショップですが、以下のアイ・キングモバイルから注文しました。
送料がちょっと高い(1300円)ですが、各部品の値段は良心的です。aliexpressで買った方が微妙に安いですが、到着日数が2~4営業日とのことなので、届くまでの時間を考えるとぜんぜんアリですね。
Xperia 5を分解して、カメラモジュールの抜き差しをしてみましたが、症状は変わらずエラーとなってしまいました。
モジュールを注文したので、今回はここまでとなります。
次回はモジュールが届いたら、交換して改善するか試してみます。
(2022/08/11 追記) 続きはこちらをどうぞ。
ヤフオクで、ジャンクのXperia 5が安かったので、勢いで購入してみました。
先日、Xperia 1を分解できたので、似たようなモデルのXperia 5もいけるだろうと踏んで、分解して修理を試みようと思います。
修理といっても、できるのは故障していると思われる部品を交換するくらいですね。
この投稿では、入手したXperia 5についての説明までになります。
先日の投稿で書いた通り、私は現在Xperia 1を使っているのですが、ちょっと私の手には大きいと感じていたので、少し小さいXperia 5に乗り換えたいなと、なんとなく考えていました。
ただ、Xperia 1が普通に使えるようになったので、単純に乗り換えるのはちょっともったいないなとも感じていました。
そこへ、ヤフオクでジャンクのXperia 5が安く出品されているのを見つけ、この値段ならいいかなと思い、落札しました。落札金額は、送料込みで8895円です。一般的な相場の半額以下ですね。
ちなみにジャンク内容ですが、「バックパネルが割れています」と書かれていました。背面開ける手間が省けた。
届いたXperia 5がこんな感じです。
液晶は綺麗だったので、画面は問題なさそうです。裏は見事に開けてます。
色々操作してみましたが、特に問題はなさそうでした。
これはアタリを引いたかもしれません。
軽く操作しただけでは問題が無いかわからなかったので、Service Menuを起動して色々試すことにしました。
XperiaにはService Menuと呼ばれる、一般ユーザは使わない特殊モードがあります。一般ユーザが使わないとは言っても、ググればすぐに出てくるようなものなので、一部のユーザには有名な機能です。
電話アプリを開き、「*#*#7378423#*#*」と打つと以下のような画面が出てきます。
ここで「Service tests」を選ぶと、以下の通り各種機能のテストを選ぶことができます。
例えばここでGyroscopeを選ぶと、以下のような画面になり、端末を動かすと、それに応じてルービックキューブが動きます。つまり、ジャイロ機能が有効に機能しているか確認できるわけですね。
これを駆使して色々試したところ、「Main Camera 2」で以下のようなエラー表示になりました。
それ以外のカメラは問題無いようです。
ひとまず購入した、ジャンクXperia 5の状況まとめでした。
Service Menuでカメラがエラーとなっていましたが、実際にカメラアプリを起動して写真を撮っても普通に写真は撮れていたので、もうこのまま蓋して使ってもいいんじゃないかと思ったのですが、せっかくなので分解してみたいと思います。
続きは以下です。