ジャンクで購入したXperia 5の動作を確認したところ、3つのカメラのうち1つが故障していることがわかりました。そのため、故障しているカメラモジュールを購入したので、交換して直るか試します。
前回の投稿はこちらです。
3行まとめ
- カメラモジュールを交換したところ直った
- 背面カバーをつけるとカメラがボケる症状が発生した
- 一通り直したら、ジャンクだったとは思えないほど調子がいい
Xperia 5のカメラモジュールを交換してみる
前編の通り、カメラモジュールをi-KingMobileというお店で購入しました。
この時の購入に関する内容は以下の投稿にまとめています。
購入した部品はこちらです。
・カメラモジュール
・バックパネル
・バックパネル用シール
分解については前編に記載していますので、そちらを参照して頂くとして、前回と同様に分解していき、カメラモジュールを交換しました。
交換前に、もともと付いていたモジュールと、購入したモジュールを並べてみました。
左側がもともと付いてたモジュールで、右側が購入したモジュールになります。青い部分はレンズカバーでした。シールで張り付いていました。
フレキの長さが微妙に違うように見えるのは、取り付けの際に折り曲げるため、短く見えているだけです。実際の長さはどちらも同じでした。
カメラモジュールを交換し仮組みして、改めてService Menuを開きカメラの動作確認を行ったところ、期待通り全てのカメラが正しく動くことが確認できました。
バックパネルを付けるとカメラがボケてしまう
動作確認ができましたので、バックパネルを取り付けます。
まずはバックパネルのシールを取り付ける部分を掃除します。
Xperia 1の分解の投稿で書いた通り、メガネ拭きとアルコールで拭いていきます。拭く際は往復で拭くのではなく、一方方向に拭いていくと、接着剤が綺麗に取れます。
そして、バックパネルを取り付けます。
購入したバックパネルには、もともと接着用のシールが付いていましたので、このままこれを使います。
バックパネルの外側のシールと、カメラモジュール部分のシールが付いていましたので、その保護シールを剥がし、本体に取り付けます。
しっかりソニーロゴも入っています。いい感じですね。
改めて動作確認をしたところ、ここで問題が発生しました。
カメラを起動すると、どうしてもボケてしまうのです。どうも強制的にマクロ撮影になってしまうようで、「被写体から離れてください」というエラーメッセージも出ていました。
仕方がないので、もう一度バックパネルを外してみたところ、今度はボケずに綺麗な写真が取れました。
どうやらバックパネルに問題があるようです。
色々試した結果、カメラモジュール用のシールがカメラに少し被っていることで、常に接写状態になってしまっていることがわかりました。以下の写真の赤枠の部分が被っているのが分かると思います。
そこで、このシールをすべて剥がしてみたところ、バックパネルを取り付けても綺麗に写真が撮れるようになりました。
さすが非純正品。罠がありますね。
まとめ
ということで、ちょっとしたトラブルもありましたが、カメラモジュールを交換することでジャンクのXperia 5が見事に復活しました。
ジャンクの本体が 8895円で、交換用部品が 3720円なので、12615円でXperia 5を購入できたことになります。この投稿を書いてる時点での相場が、安くても2万円ほどするので、とても安く手に入れることができました。
まぁ、バックパネル壊れるくらいの衝撃を受けてるはずなので、またどこかが壊れるかもしれませんが・・・。ひとまずメイン端末として使っていこうと思います。
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