もはやほぼ使うことは無いのですが、たまーに使うことがあるDVDドライブを追加します。
購入金額を安く済ませるため、カスタマイズ時は「なし」にしたのですが、自前で追加してみようと思います。
3行まとめ
- 購入時のカスタマイズで光学ドライブを「なし」にすると、固定用のブラケットが無い
- 薄型ドライブ用のケーブルは付属する (が、今回使わなかった)
- 市販の9.5mm内蔵用ドライブをそのまま使える
M75t Mini-Tower Gen2の光学ドライブについて
この機種は、購入時のカスタマイズでDVD-ROM or スーパーマルチドライブも選べるのですが、ROMだけでも3300円します。それなら外付けで買った方が安いと思い、ひとまずデフォルトの「なし」にしていました。
この場合、光学ドライブが無いので前面パネル上では蓋されている状態になります。
具体的に言うと、前面パネルとその奥のシャーシの2か所が蓋されています。
DVDドライブの調達
内蔵用DVDドライブを調達するため、メルカリでよさそうな物を探しました。
結果、内蔵用ドライブではないのですが、USBの外付けドライブが比較的安かったので、分解して内蔵用ドライブを取り出す方針にしました。
実際に購入したドライブは、LogitecのLDR-PMK8U2CLBKです。
分解の手順は別記事にまとめましたので、こちらをどうぞ。
最終的に、ドライブを取り出したところ、背面がSATAのコネクタではなく、外付けドライブと同じようにUSBコネクタになってしまいました。
(SATA-USB変換基板が入っていると予想してたのですが、そうではなかった・・・)
そのため、USBコネクタのまま内蔵する方針としました。パソコン内部にUSBケーブルを這わせます。
パソコンへの取り付け
パソコンの前面パネルなどの蓋を取り外せば、9.5mmタイプのドライブをそのまま差し込むことができます。ただし一番奥まで差し込むと、以下の写真のようにドライブのベゼルが、パソコンの前面パネルよりも奥になってしまうため、中途半端な位置で止めておく必要があります。
購入時のカスタマイズでDVDドライブ付きにしておくと、固定用のブラケットが付くようです。それがあればいい感じの位置になるようですが、今回はドライブ無しにしたのでブラケットはありません。
固定されていなくても、ドライブがある程度挟まっている状態なので、イジェクトボタンを強く押さなければ奥にズレないのですが、気になるので消しゴムでスペーサーを作ることにしました。
百均ショップで購入した消しゴムを削って、固定できそうな形にしました。
これで固定すると、こんな感じです。
最終的に、DVDドライブはこんな感じで綺麗に収まりました。いい感じですね。
パソコン内の配線について
上述の通り、ドライブをUSB接続する必要があるため、パソコン内にUSBポートが必要になりました。
マザーボード上には、USB 2.0のピンヘッダが2つあるため、これを以下のようなパーツでUSBポートに変換しようと考えました。
ただし、ここで問題があることが分かりました。マザーボード上のピンヘッダが、一般的な2.54mmピッチではなく、2.0mmピッチだったのです。
上記のようなパーツは、軒並み2.54mmピッチであるため、そのまま使えません。
以下のパーツが売ってればよかったのですが、在庫切れで入荷予定無しとのこと。
しょうがないので、ケーブルを外に出して背面のUSBポートに刺すことにしました。
少し不格好ですがこんな感じです。
まとめ
M75t Mini-Tower Gen2に、自前でDVDドライブを追加しました。
ドライブの調達ミスの関係で、背面が少しイマイチになってしまいましたが、前面は綺麗に収まったのでよしとします。
みなさんはこうならないように、SATA接続できるドライブを調達しましょう。
(2022/8/17 追記)
マザーボード上のUSBピンヘッダを使って、DVDドライブを接続できるように改良しました。
詳細は以下の投稿をご覧ください。
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